美しさを探して

美しい自然、美しい造形、美しい行為、美しい日本を探し求めて・・・

ならぬことはならぬものです。

NHK大河ドラマ「八重の桜」で「什の掟」というものを知りました。
後ろに出てくる「ならぬことはならぬものです」なんと心の奥に響く言葉なのでしょうか。
理屈や知識だけでは語り切れない事柄は沢山あります。
論語の素読は訳が分からなくても繰り返すことで身についていくものがあります。
同様に「什の掟」のような「刷り込み」も必要と思います。
親の年金をあてにして、死亡届も出さずに遺体を放置する。
孫がたしなめられた祖父母を殺害する。
このような言いようのない悲しい出来事は、「ならぬことはならぬものです」と子供のころに教えられていれば、少しは少なくなっていたのではと思います。