TPP参加交渉
日本もTPP参加交渉するようです。
私は未来の日本の幸福を考えれば、現実的ではありませんが日本は鎖国すべきと思っています。
関税撤廃等のクローバル化の後押しは全ての事柄を平準化するベクトルです。
これは階層内の平準化です。
一方階層は集約され、二極化を鮮明にしていきます。
持つ者と待たざる者。支配者と被支配者。大企業と零細企業。生産者と消費者。
競争に勝ち残った者は世界を牛耳り、負けたものはそれに従う。
そのことを勝者は敗者に気付かれない術をもっています。
グローバル化で起きる競争とはそうした弱肉強食の過酷なものです。
国際間の競争では労働力も競争にさらされ、平準化された労働賃金は時給¥100ぐらいになるのでは?
自分の労働力を売るしかない人は月給¥20,000を覚悟しなくてはなりません。
TPPに賛成したり、グローバル化を推進することは、
各人、相当の覚悟とそれに対する事前の準備をしなくてはなりません。
自分が属する職業が、一次、二次、三次産業か、輸出産業か、輸入産業か、聖域の部類に入るか入らないかの問題ではありません。
嫌いな言葉ですが、勝ち組に入れるか否かの問題です。
鎖国はできない将来は修羅の世界が口を開けて待っているように思えて暗澹たる気持ちになってしまいます。
どうか、杞憂でありますように・・・