美しさを探して

美しい自然、美しい造形、美しい行為、美しい日本を探し求めて・・・

ホームセンターでの出来事

ガーデニングコーナーで、駆けずり回っていた二人の子供が胡蝶蘭の鉢を二つ倒し割ってしまった。それに気づいた店員がほうきを持ってやってきた。

子供、母、祖母その三世代の家族がは、後片付けを手伝おうともせず、謝りもせず、弁償しましょうとも言わなかった。聞こえてきたのは、子供に対し「何やってんの」と母親の一言。

店員は「お怪我はありませんでしたか?」とマニュアル通り声を掛けていた。

子供らは、また、落ち着きなく動き回っていた。

私にとって、その日は不愉快な一日となってしまった。

 

 

命のバトンタッチ

昨夜、報道ステーションで癌に侵されたママが赤ちゃんを産む特集を見ました。

泣かされてしまいました。

余命いくばくもない体で産もうというママの勇気もさることながら、それを決断したパパもすごい。

誰にでも、長かれ短かれ寿命は尽きます。

しかし、余命の長短の可能性が希望を左右しているはずです。

希望の少ない中での決断は、どれ程意志の強い方だったのだろうかと想像します。

平凡に子供を産み、育てられた私たちは、その平凡さを大切にしなくてはと思いました。

普通に生きていくことがかけがえのない事と思い知らされました。

 

ならぬことはならぬものです。

NHK大河ドラマ「八重の桜」で「什の掟」というものを知りました。
後ろに出てくる「ならぬことはならぬものです」なんと心の奥に響く言葉なのでしょうか。
理屈や知識だけでは語り切れない事柄は沢山あります。
論語の素読は訳が分からなくても繰り返すことで身についていくものがあります。
同様に「什の掟」のような「刷り込み」も必要と思います。
親の年金をあてにして、死亡届も出さずに遺体を放置する。
孫がたしなめられた祖父母を殺害する。
このような言いようのない悲しい出来事は、「ならぬことはならぬものです」と子供のころに教えられていれば、少しは少なくなっていたのではと思います。

子育て支援

ウィークデイの夕方、フードコートでの出来事。
幼稚園児がモニターに映し出されるアニメを見ながら食事をしている。
そばで若いママ達が携帯電話に夢中になっている。
子供たちは走り回り、大声を上げている。
このように躾に無頓着な子育てに税金を使うべきでない。
子育ては大変なもの。苦労させた方がママ達の為になる。
むしろ、移民や難民を受け入れた方がいい。

美術団体の高齢化

昨日、所属美術団体の委員会がありました。
話題は若い人が入ってこなくて、会自体が高齢化してしまうことです。
デジタル時代なのか筆で絵を描こうとする人が少なくなったのでしょうか?
何とか歯止めをかけられないか・・・中々妙案はありません。
いっそ、他の美術団体と合併でもするか、との意見まで出ました。
冗談ではなく、真剣に考えても良いように思えてきました。